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2014年4月14日 (月)

「XPは終わったから、使えなくなるんでしょ?」

テレビなどで頻繁にXP 延長サポートの終了の報道がされているので、お客様から「ウチのパソコンはXP?終わったから使えなくなるんでしょ?」とお電話での問い合わせが多い。

「XPが終了」と言うと意味が分からないが、かといって「XPのサポートが終了」と言っても通じない。

そんな時は、お決まりの例え話で説明します。

2001年に新築した家があり、通常は5年もすればお払い箱となるのですが、その家をコツコツ「修繕」しながら13年も保たせてきました。

  • 「修繕」というのはどういうことかを説明します。
    新築した2001年当時から年月が経過すると、後から問題が見つかってきます。例えば「トイレの痛風窓のサッシを少し動かすと手が入り、鍵を開けられるので、ドロボウさんが中に入れてしまう」といった問題だ。これをいわゆる「セキュリティホール(脆弱性)」と言います。
  • セキュリティホール(脆弱性)が見つかる度に、家の設計者であり工務店であるマイクロソフト社が、「無料で鉄格子をつけておきます!」という修繕を行ってくれていました。これがいわゆる「Windows Update」というやつで、時々シャットダウンの時に「更新中、電源を切らないでください。」・・・と出ていたアレです。
  • 「更新中、電源を切らないでください。」という表示をよく目にしていたと思いますが、時には修繕のために後で付けた鉄格子に、またセキュリティホールが見つかり、先につけた鉄格子の上から、さらに鉄格子をつけるといったことも繰り返されてきました
  • こういう具合で、修繕の修繕のさらに修繕・・・ということを繰り返してくると、徐々に形がイビツになり、最初は車1台分を収める程度の小さな建物だったものが、たくさんの鉄格子で車数台分にもなる敷地面積を必要とするまでになってきました。「買った当時より、かなりスピードが遅くなった」というのは、これが原因で、鉄格子が多すぎて中に入るまで時間がかかるというようなことです。
  • あまりひどい状態になるのを防ぐために、あるまとまった修繕を「リフォーム」という形で一気に行います。それが「ServicePack(サービスパック)」と言うものです。このServicePackもXPではすでに3回も行われており、それ以降もさらに修繕が続いています。
  • 時々テレビ番組の「劇的ビフォーアフター」というリフォームの番組で、「これ全部つぶして、更地にしてから新しい家を建て直した方が早いんちゃう?」と思うようなあまりにも酷いボロい家が、柱だけ残して無理矢理リフォームされることがありますよね。XPはそういう状態なんです。
  • いびつな形の家はさらに問題が見つかる可能性が高いので、とうとうマイクロソフト社は、「もうキリがないし、手におえないので、もう修繕を今後行いません。」と宣言したのです。
  • XPはWindows8の21倍危険!」と報道されていますが、「XPのサポートが終わったから」ではなく、随分以前から「XPはウイルスに侵されやすい」状態だったのです。

・・・ということで、XP終了の報道を聞いた今になってうろたえてもしょうがないので、気長に移行を考えていきましょう。

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